アウトライン

OmniFocus に追加したタスクは、実施可能な項目のリストとしてアウトラインに表示されます。アウトラインでの項目の操作、たとえば新規項目を追加する、項目を完了にする、あるいは項目をプロジェクトやグループに整理するといった操作は、OmniFocu を通じて物事をやり遂げるための便利な機能の 1 つです。

この章では、アウトラインの構成部分と、それぞれの部分の目的について詳しく説明します。

アウトラインに表示された「タグ」パースペクティブ。

パースペクティブヘッダ

アウトラインに表示される項目は、どのパースペクティブを閲覧しているのかによって異なります。たとえば、「予測」では、近いうちにやらなければならない少数のことに焦点を絞ることができます。「タグ」では、コンテキストの面から物事に取り組むことができます。また、「プロジェクト」では、多数のプロジェクトを対象に今後の作業の広範な概要を捉えることができます。

アウトラインの上部に表示された、現在のパースペクティブの名前「プロジェクト」。

アウトラインの上部には、現在のパースペクティブの名前と、現在一覧されている項目の数が表示されます。

行の構造

OmniFocus のアウトラインは、項目(OmniFocus でキャプチャした ToDo 項目)、またはフォルダやタグなどの編成フレームワークの要素を表すで構成されています。

行には、その項目が属するプロジェクト、関連するタグ、期日、ステータスサークルで示された完了ステータスなど、項目に関するさなざまな種類の情報が表示されます。

特に設定を変更しない限り、アウトラインの行では「レイアウトオプションを使ってデータが表示されます。

下の図は、デフォルトの「列」形式を使って、近い将来行う予定のタスクに関する追加情報を示した、インボックス内の項目の各要素です。

OmniFocus 3 for Mac のインボックス項目行と、1 ~ 6 の番号が付けられたさまざまな構成要素。
  1. ステータスサークル—項目の完了ステータスを視覚的に表現したもので、他の重要な属性を伴って表示されます。アクティブな項目のステータスサークルをクリックすると、ステータスが完了になります。

  2. タイトル—項目のタイトルです。一般に、黒いタイトルは項目が実施可能であることを示します。完了した項目、ブロックされている項目、保留中の項目、またはグループの親のテキストは(期限間近または期限超過でない限り)グレーです。

  3. プロジェクト—項目がプロジェクトに割り当てられている場合は、プロジェクト階層におけるその項目の位置がここに表示されます。これはインボックス項目であるため(通常、プロジェクトがあるインボックス項目はクリーンアップされます)、この項目はプロジェクトなしで一覧されています。

  4. タグ—項目に割り当てられたすべてのタグがここに表示されます。項目には、いくつでもタグを割り当てることができます。タグが多すぎて行の横スペースに収まりきらない場合、それらタグは省略記号で示されます。

  5. 日付—項目に期日または延期日が割り当てられている場合は、それらの日付が適宜表示されます(延期日が過ぎると、その日付は表示されなくなります)。

  6. メモと添付ファイル、フラグ—これらのアイコンは、項目にメモまたは添付ファイルが含まれているかどうか(メモまたは添付ファイルがある場合は メモまたは添付ファイルがあることを示す、塗りつぶされたメモアイコン アイコンが塗りつぶされて表示されます)、および項目がフラグ付きであるかどうかを示します。

プロジェクト、フォルダ、タグの行

インボックス項目の通常の属性に加え、プロジェクト、フォルダ、およびタグの行には他のさまざまな有益な情報を表示できます。

「プロジェクト」パースペクティブの項目内にあるフォルダとプロジェクト、および 1 ~ 6 の番号で示された他のさまざまな行要素。
  1. 行タイプアイコン—プロジェクト、フォルダ、およびタグには、その横にアイコンが表示されるため、現在どのパースペクティブを閲覧しているのか、また周囲の行との関係が一目でわかります。プロジェクトはさらに以下のタイプに分かれます:順次進行、並列進行、および単独アクション。

  2. 開閉用三角ボタン—クリックしてフォルダ、プロジェクト、またはタグを展開または折りたたむことで、その内容の表示と非表示を切り替えることができます。

  3. 行ステータス—ここには、プロジェクトやタグにおけるアクティブ以外のステータスが表示されます。プロジェクトには、アクティブ(アイコンなし)のほか、保留中、完了、または取り止めのステータス、タグにはアクティブ、保留中、または取り止めのステータスがあります。

  4. 項目数—プロジェクトまたはタグに含まれている項目の合計数。

  5. 期限の要約—行に十分なスペースがある場合は、プロジェクト、フォルダ、またはタグ内にある項目の期限ステータス(期限間近、期限超過)の詳細がここに表示されます。

  6. メモと添付ファイル、フラグ—これらのアイコンは、(プロジェクト内の項目ではなく)プロジェクト自体に関連付けられたメモまたは添付ファイルがあるかどうか、およびプロジェクトがフラグ付きかどうかを示します。フォルダやタグにメモ、添付ファイル、およびフラグ付きのステータスを割り当てることはできません。

ステータスサークル

項目のステータスサークル グレーのデフォルトのステータスサークル は、その項目が完了したときにチェックマークを付けるところです。項目に完了マーク 完了を示すチェックマークが付いた、グレーのステータスサークル を付けるには、ステータスサークルをクリックします。項目に取り止めマーク 取り止めを示す横棒が付いた、グレーのステータスサークル を付けるには option-クリックします。

ステータスサークルには重要な情報を伝える目的もあります。項目は、期限間近 黄褐色の期限間近ステータスサークル(黄褐色)、期限超過 赤い期限超過ステータスサークル(赤)、またはフラグ付き オレンジのフラグ付きステータスサークル(オレンジ)の場合があります。また、繰り返し項目は、中央に省略記号 グレーの省略記号ステータスサークル があるので見分けることができます。

1 つの項目に複数のステータスがある場合、そのサークルには複数の色が同時に表示されため、それぞれの色に関連する属性を判断できます。

クリーンアップ

ステータスサークル 完了を示すチェックマークが付いた、グレーのステータスサークル をクリックして項目に完了マークを付けても、その項目がすぐには消えない場合があります。パースペクティブを変更したときに項目がクリーンアップされるように設定してある場合は、どこか別の場所に移動するとき、あるいはツールバーのクリーンアップボタンをするか、または「整理」>「クリーンアップ」(Command-K)を選択して手動でクリーンアップするときまで項目はその場所に留まります。

OmniFocus が自動的にクリーンアップするタイミングは、整理環境設定で指定できます。

現在のビューをクリーンアップした後も、完了した項目が消えない場合は、そのパースペクティブの表示オプションを調べてください。おそらく表示オプションが「すべて」に設定されています。表示オプションを「残り」または「処理可能」に設定すると、これらの完了した項目が非表示になります。

アクションのステータスを、それが現在の表示設定から隠れるようなものに変更した場合(たとえば、表示オプションが「処理可能」に設定されたパースペクティブで項目に完了マークを付けた場合)は、後でその項目を含むプロジェクトまたはタグを削除するときに、知らずに何かを削除しようとしているかもしれないという旨を知らせる警告が表示されます。これらの非表示の項目を表示するには、現在のパースペクティブの表示オプションを「すべて」に変更します。

クリーニング後、たまに「その他」というプロジェクトが「プロジェクト」パースペクティブに表示されることがあります。

「その他」プロジェクトは、プロジェクトが割り当てられていない項目をクリーンアップしたときに自動的に作成される単独アクションリストです。インボックスから項目を削除するには、それらの項目がプロジェクトに割り当てられている必要があるため、クリーンアップ環境設定がタグに基づいている場合は、それらの項目が何らかのプロジェクトに割り当てられるまで「その他」プロジェクトに入れられます。

「その他」プロジェクトは、指定したクリーンアップ方法に基づいて自動的に作成されるため、それを永久に削除することはできません。「その他」プロジェクトを使用したくない場合は、代わりにプロジェクトの割り当てに基づいてクリーンアップしてみてください。

項目をグループ化する

グループを使用すると、アウトラインに入れ子になった項目のリストを作成できます。インボックスの場合は項目のグループであり、プロジェクト内ではアクショングループとなります(サブプロジェクトと呼ばれることもあります)。

アウトラインに表示されたプロジェクト内のアクショングループ。

アクショングループを作成する際には、あるアクションとその中のアクションとの間に親子の階層関係が作成されます。目的の親と子がすでにアクションとして存在する場合は、子となるアクションを選択し、以下の操作を行うことで、階層関係を作成できます。

グループの親アクションまたは子アクションのいずれかがまだ作成されていない場合は、他に 2 通りの方法でグループを作成できます。

既存のアクションを親にして、そこからグループを作成するには:

親アクションがない状態で、既存のアクションからグループを作成するには:

グループを作成したら、インスペクタを使用して、そのタイプを変更できます。また、グループ内の最後のアクションに完了マークが付けられたときに自動的にグループにも完了マークを付けるかどうかも指定できます。

フォルダを使ってプロジェクトをグループ化する

アクション項目を他の項目の中にまとめて配置できる以外にも、「プロジェクト」パースペクティブを使用している場合は、フォルダを使って関連するプロジェクトをグループ化することができます。

プロジェクトフォルダを作成するには、以下の手順で操作します。

  1. サイドバーで 2 つ以上のプロジェクトを選択します。

  2. 整理」>「グループ」(Option-Command-G)を選択します。これで、選択したプロジェクトが新規に作成されたフォルダに入れられます。

  3. フォルダの名前を入力して、「新規フォルダ」というテキストを上書きします。

  4. Return キーを押してフォルダ名を確定します。

別の方法として、「プロジェクト」パースペクティブを使用している場合は、サイドバーの下にあるプラス記号のメニューから「新規フォルダ」を選択するか、「ファイル」>「新規フォルダ」を選択することもできます。

「プロジェクト」パースペクティブでサイドバーの下にあるプラス記号のメニューを使って新規フォルダを作成する。

フォルダの中に別のフォルダを作成したり、既存のフォルダを移動したりして、プロジェクトを入れ子構造にできます。階層数や同階層内のプロジェクト数は、必要なだけ追加できます。

レイアウトオプション

アウトラインでの項目の全体的なアピアランスはレイアウト環境設定によって決まります。

レイアウトのタイプには、主に次の 2 つの選択肢があります。

列レイアウトを使用してアウトラインに表示されたアクション項目。
フルードレイアウトを使用してアウトラインに表示されたアクション項目。

デフォルトのレイアウトには、タイトルの横にその項目のプロジェクト、タグ、期日、メモアイコン、フラグアイコンの各列があります。レイアウト環境設定で行った変更は、アプリ全体を通してアウトラインビューに反映されます。

変更を加えた後、元のデフォルトのレイアウトに戻したくなった場合は、「リセット」をクリックしてください。

デフォルトの列レイアウトは、一般によく使用される項目の属性に基づいてデザインされていますが、これらは使用可能なオプションの一部でしかありません。OmniFocus に慣れてきたら、このデフォルト設定を自分にとってより便利だと思われる属性に変更してみるのもよいでしょう。

アウトラインでの項目のアピアランスをさらにカスタマイズする方法として、「表示」>「項目タイトル全体を表示」サブメニューを使用すると、項目が選択されていないときに、その項目のタイトルを 1 行内に収めるために長すぎる部分を切り捨てるか、または必要に応じて複数の行で表示するかを指定できます。

カスタムパースペクティブレイアウト この機能が OmniFocus Pro の一部であることを示すアイコン。

OmniFocus Pro の場合は、各パースペクティブの表示オプションを使用して、個々のパースペクティブのアウトラインレイアウトを必要に応じてカスタマイズできます。

OmniFocus Pro でのパースペクティブのカスタムレイアウト表示オプション。

個々のパースペクティブの表示オプションで「ユーザ環境設定」以外のレイアウトオプションを選択して、そのパースペクティブのデフォルト設定をフルードレイアウト、または指定した一連の列で上書きします。